技術・戦術

ペンに裏面打法は必要か!?

今回は「ペンに裏面打法は必要か!?」というテーマについて書いていきたいと思います。

片面ペンでフットワークに限界を感じ、裏面打法を取り入れようか考えている人も多いのではないでしょうか。

自分は10年以上裏面打法を取り入れてプレーしています。

昨今は裏面打法は当たり前の技術となっていますが、まだマイナーな頃から色々と試行錯誤してやってきました。

その経験を生かして裏面打法を取り入れようか迷っている方の参考になる内容を書いていければと思います。

裏面打法は取り入れるべき?

結論としては正直どちらでもいいと思っています。

どちらにもメリットデメリットがあるので、一概にどちらが良いとは言えません。

片面でも両面でも強い人はいますので、どちらが合っているかだと思います。

ただ、どちらでもいいと言ってしまうと何の参考にもならないので、それぞれにどの様なメリットとデメリットがあるのか解説していきたいと思います。

裏面打法を使えば「回り込まなくてもいいから楽だ」と思うかもしれません。

確かにフットワークという観点では楽なところはあります 。

しかし、ペンでシェイク並みの重いラケットを振り続けるのは大変です。

安易な選択をせずに、メリットデメリットを知ったうえで最良な選択をしてもらえればと思います。

裏面打法のメリット

バック側の下回転をドライブしやすい

一番のメリットはバック側にきたツッツキなどの下回転をドライブしやすい所でしょう。

今までツッツキで繋いでいたボールもドライブを掛けやすくなるので、先手を取りやすくなります。

表面でのバックドライブは腕を捻る為、回転を掛けるのが難しいですが、裏面打法は可動域が広いので安定してドライブを打つことが出来ます。

バックハンドのバリエーションが増える

片面の場合ショート・プッシュ等押す技術がメインですが、裏面打法が加わることで回転が掛かったボールを打つことが出来ます。

球質の変化で相手のネットミスやオーバーミスを誘う様なプレーも可能です。

フットワークが悪くても戦える

ペンは基本的にはフォア主体で攻めていく事になりますが、フットワークが悪いと左右に振られて苦しい展開となります。

バック側に来たボールを回り込むとフォアががら空きになりますので、フォロー出来るだけのフットワークが必要です。

裏面打法を使えば振れる範囲が広くなるので、オールフォアより動かなくても戦う事が出来ます。

裏面打法のデメリット

ラケットが重くなる

一番のデメリットはラケットが重くなる事です。

ペンはグリップの特性上シェークより重さを感じやすいです。

何も考えないとラケットが180g以上となる事もあり、裏面ラバーを貼る際は用具選びにシビアになる必要があります。

どの様な選択をしても片面並みの重量は難しい為、重いラケットを振れるだけの筋力が必要となります。

判断に迷いやすくなる

フォアで回り込む・裏面打法を使う等、出来ることが増える分判断に迷いやすくなります。

迷いにより反応が遅れてしまうとラリーが不利になってしまう事もあります。

片面の方がフォアで回り込めるボールは攻める、難しい場合は繋ぐ等シンプルな戦術がしやすいです。

ふじたく

自分も最初の頃は裏面を使うタイミングがわからず、試合をしても一度も裏面を使わないまま終わることがありました。

練習時間の確保が必要

裏面打法を取り入れることでバックドライブ・チキータ等やれることは多くなりますが、それらの技術を練習する時間が必要となります。

特に習得するまでは多くの時間を必要とする為、社会人など練習時間が少ない人ほど挫折しやすくなるかと思います。

片面のメリット

ラケットが軽い

当たり前ですがラバーを1枚しか貼らない為、ラケットの総重量が軽くなります。

両面と比較し重量にシビアになる必要が無く、用具の選択肢は広いです。

振り遅れる事が少なく、ペンの特徴であるフォアハンドの威力を出しやすくなります。

判断に迷いにくい

前述の通りやる事が限られる分、シンプルな戦術となり判断に迷いにくくなります。

最近はラリーのスピードが早いため、少しの判断の遅れにより失点や相手にチャンスボールを送ることにつながります。

特定の練習に特化できる

やれることが限られる分、特定の練習に集中して時間を費やせます。

色々やって中途半端な技術を増やすより、フォアドライブや台上技術などペンが得意とする技術を最大限高める事が出来ます。

あとはその高めた技術を試合でどの様に生かすかだけを考えればOKです。

片面のデメリット

バックハンドで回転が掛けにくい

バックドライブが難しい為、どうしてもバックが弱点になりやすい傾向にあります。

表面でのバックドライブも出来なくはないですが、裏面打法に比べて可動域が狭いので安定して強い回転を掛けにくいです。

ドライブを打つにはフォアで回り込むことが多くなるので、フットワークや体力が必要となります。

バックハンドが単調になりやすい

基本的にはショート、プッシュ等押す技術がメインになる為、ボールが単調となりやすいです。

レベルが上がるほど押す技術だけでは得点がしにくいので、表面でのバックドライブやカット性ショート等変化をつける必要があります。

まとめ

今回は裏面打法と片面のメリットデメリットを解説しました。

どちらが良いという事はありませんが、それぞれの特徴を理解した上で自分が合う方を選択しれもらえればと思います。

個人的な見解ですが、片面ペンであっても最近はバックハンドが振れないと厳しいと思っています。

強いペンホルダーの選手は総じてバックハンドがうまいです。

表面でのバックドライブが振れるのであれば片面、難しいのであれば裏面打法に挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

ABOUT ME
ふじたく
年齢:30代 戦型:中ペン裏裏ドライブマン 卓球歴:約13年(学生3年、社会人10年) 様々な卓球用具を買い漁っている経験から、少しでも有益な情報を発信できればと思っております。

POSTED COMMENT

  1. ふじたくさん、こんにちは。
    ペン時代の懐かしい想い出がよみがえります。
    僕も全部やりました。
    裏面にボンバード極薄を貼って裏面打法に
    取り組んだ時期があります。重量を軽くするというのと
    チキータと浮いた時に決める時のみという使い方でした。
    結局片面に戻しました。僕の場合はバックドライブに挫折したのが要因です。
    片面もバックハンドめちゃくちゃ練習して
    ほぼスマッシュが入るようになりました。でもフォアもバックも攻撃という
    慣れないことをやり弱くなりました。
    最終的にバックは止める、フォアは攻撃するという一番最初のに戻りました。
    何が合うかは人それぞれ、納得です。
    上の方に行けば裏面でガンガン打っていかないといけないかと思いますが
    そこらの市民レベルだと自分が一番しっくりくるやり方が良いかと思いました。

    • ふじたく より:

      ゆうはるかいさん

      こんにちは!
      共感してもらえてうれしいです。
      裏面打法に挑戦されていたのですね。

      片面でプレイしていると、フォアの威力はそのままで裏面が振れると考えてしまいがちですね。
      実際は裏面を加味して用具を変えなければいけなかったり、意識が分散してしまう為、フォアもバックも中途半端になってしまう事もあるかと思います。

      世界のトップランカーは両面が多い為、極めれば両面の方が優位なのかなとは思っていますが、一般レベルでそこまで必要なのかは考え物ですね。

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