本記事はミズノの卓球シューズ「ウェーブメダルSP4」のレビュー記事です。
2021年7月販売となっており、東京オリンピック混合ダブルス金メダリストの伊藤美誠選手が使用していたことでも有名です。
シューズを実際に使ってみて良かったところや悪かったところ、以前使用していた「ウェーブドライブNEO」との比較も行います。
こちらのシューズが気になる方はぜひ参考にしてください。
商品紹介
品名:ウェーブメダルSP4
サイズ:22.5~28.5cm
カラー:22:ブルー×ホワイト×レッド
素材:素材 甲材/人工皮革、合成繊維 底材/合成底
原産国:ベトナム製
質量:約280g(26.0cm片方)
インソール:ソフトインソール(取り外し可)
シューズ幅:2E相当の方向け
価格:¥15,500+税
柔らかく跳ねる新素材MIZUNO ENERZYを搭載したボアフィットシステムモデル。
ミズノHPより引用
前作との違い
ウェーブメダルSP3との違いはダイヤルの小型化、ワイヤーシューレースをソフトシューレースに変更、デザインの変更などがされています。
ウェーブメダルとウェーブドライブの違い
ミズノの卓球シューズには大まかにウェーブメダルとウェーブドライブの2つのシリーズがあり、今回のシューズはウェーブメダルシリーズとなります。
<各シリーズの特徴>
ウェーブメダル・・・安定性、クッション性重視
ウェーブドライブ・・・軽量、柔軟、素足感覚
ウェーブメダルSP4の商品レビュー
実際に使ってみて感じた、シューズの良い点・悪い点を紹介します
ダイヤル式で脱着が快適

最大の特徴はダイヤル式で脱着が非常にスムーズに行えることです。
卓球をしているとフロア移動やトイレに行くなど、ちょくちょくとシューズを履き替える場面があります。
その度に靴紐を毎回結ぶのは手間で煩わしいと感じている人も多いのではないでしょうか。
ウェーブメダルSP4ではダイヤルを回すと締め付け・引っ張ると解除が出来るので靴紐を結ぶ手間がありません。
シューズがしっかりとフィットした状態でプレーがしたい、だけど靴紐を結ぶのは面倒くさい、その両方を解決してくれるシューズとなります。
フィット感はGOOD、ワイヤーは痛くない

最初ワイヤーが細めで足に食い込みそうな印象がありました。
筆者はきつく締める方がホールド感があって好きなのですが、その様な使い方でも足が全然痛くなりませんでした。
前作より柔らかいワイヤーを採用しており、足首を支えるベロに厚みがあるのでしっかり保護されます。
1日通しの練習など長時間プレーすることもありますが、まったく問題ありませんでした。
また、ウェーブドライブNEOと比較るする片足(27.0cm)で約20gアップしました。


結構重く感じると思っていましたが、実際に履いてみるとフィット感が良い為かそこまで重さは感じませんでした。
グリップ力が高い、履き心地は若干硬め

ウェーブドライブNEOよりアウトソールのラバーが厚く、面積も広いです。
その為、ウェーブメダルSP4の方が地面をしっかりつかんでピタっと止まります。
逆に強いグリップが苦手な人(摺り足などを使い人)にはドライブ系の方が良いかと思います。
また、全体的な印象としてはウェーブメダルSP4の方が若干硬い履き心地です。
ウェーブドライブNEOの方が柔らかく、動きに合わせて変形しやすいと感じました。
これはどちらが良いというわけではなく、好みの問題だと思います。
激しい動きをしても変形しにくく、安定感を求める人にはウェーブメダルSP4は最適です。
通気性がやや悪く蒸れやすい
他のシューズより全体的に厚く作られており、通気性が悪く蒸れやすいと感じました。
冬場でも足に汗をかきやすく、寒い日は足から体温を奪われやすいです。
このシューズを使う際は替えの靴下は何足か用意した方が良いと思います。
まとめ
本記事ではウェーブメダルSP4のレビューを行いました。
主な特徴は下記の通りです。
- 靴紐いらずで脱着が非常に快適
- フィット感が高く、足も痛くならない
- グリップ力が高く安定している
- 履き心地は若干硬め
- 通気性が悪く蒸れやすい
価格が高いところと通気性がネックですが、それらを除けば非常に優秀なシューズとなります。
日々の卓球で靴紐を結ぶのが手間だと感じている人は一度使ってみる価値ありです。
ダイヤル式の快適さを知ってしまうと、通常のシューズには戻れないかもしれません。