バタフライのディグニクスが販売されてから1年以上経過していますが、自分は今までこのラバーを使ったことがありませんでした
先入観で
・スポンジ硬度が40°と硬くて扱いずらそう
・重量が重そう
・値段が高くて維持費がかかりそう
というイメージを持っていました
友人がディグ二クス80を使用していましたので、軽く打たせてもらいました
打ってみた感想としては想像以上に使いやすかったため、公式サイトで調べた内容を含めディグニクスについて書いていきたいと思います
参考サイト:ディグニクス特設サイト
ディグニクスの性能を確認
ラバーの種類はテナジー同様3種類でしたが、2020年4月に粘着の09Cが販売され4種類となりました
今回は09C以外の3種類を紹介します
05・・・回転重視、弧線が高い
80・・・バランス重視、05と64の中間
64・・・スピード重視、弧線は低め
大まかな性能はテナジーシリーズと同じですね
スポンジ
スポンジ硬度は全て40°となっており、テナジーの36°と比較し4°の硬度アップしています
ディグニクスは新たにスプリングスポンジXを採用しています
テナジーのスプリングスポンジよりも約14%変形しやすく、約3%反発弾性が向上との事です
つまり硬度の割に食い込みが良く、弾みが良いスポンジとなります
冒頭で書きましたが、想像以上に使いやすいと感じたのは納得でした
また、スプリングスポンジは食い込みと弾みという相反するものを両立しており、Xはさらに性能が向上しているという事です
シート
粒形状はテナジーと同様、太さ1.7mmの粒となります
シリーズで粒の間隔を変えており、 狭 05>80>64 広 となっています
摩耗耐久性は(シートの強度)倍以上に向上させているとの事です
テナジーと比較し値段は1.2倍程度になっていますが、2倍使えるのであればコスパは高いと言えます
水谷隼選手もテナジーは大体3日で交換していたが、ディグニクスは1週間程使うとの事です
またシートは球持ちが向上しており、回転量は5.4%アップしている(05同士の比較)
回転量が上がり、耐久性も上がったシートとなります
重量
正確には計測できていませんが、テナジーと比較し大きく変わらないと感じました
若干ディグニクスの方が重い為、
テナジー05≒ディグニクス80
テナジー80≒ディグニクス64
ぐらいになるかと思います
テナジーも重い分類のラバーではない為、ラケットが重くなりすぎることはないかと思います
実際に打ってみて&球を受けてみて
友人のディグニクス80を打たせてもらった感想です
まず思ったのが40°と思えないぐらい柔らかかったという点です
個人的にはテナジー05と同じぐらいの硬度だと感じました
打った瞬間ボールをグッとつかみ、オートで回転が掛かる感覚は健在です
また、ディグニクス80の球を受けてみた感想は、とにかくボールの質が高いという事です
回転量はオーバーミスするほどあり、スピードもノータッチで抜ける事が何度かありました
ただ、回転が掛かる分影響を受けやすいと感じました
今回はさわり程度なので、また使ってみて感想を書きたいと思います
まとめ
ディグニクスを軽く打った+性能を確認した結果
・硬度の割に柔らかく、扱いやすい
・重量も割と軽い
・値段が高くても寿命が長い為、コスパがいい
という特徴があるラバーという事が分かりました(テナジーと比較した場合)
値段やスペックからディグニクスの方がより上級者向けと思い、敬遠してた方も多いのではないでしょうか
商品説明のスペックだけで判断せずに、実際に打ってみて感触を確かめる事をおすすめします
きっとイメージが払拭されると思います
今回はとりとめのない内容となってしまいましたが、少しでもラバー選びの参考になれば幸いです